小ネタ・アンケート・ぼやき


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[927] 1年1組 腐男子と義弟 Name:1年1組 Date:2015/03/08(日) 23:45 [ 返信 ]
更新アンケートに協力頂きありがとうございました!意外と日常ネタが人気でびっくりです。タクオの腐男子っぷりが全面に出てますので苦手な方はお気をつけください!


□1年1組(エリックのクラス)、ホームルーム前の休み時間

※山のような大男、巻き毛の黒髪と力強い顔立ちのジン・ヴロヴナがずぅんと座っている。
(※ジン・ヴロヴナ:本日編入したばかりの転校生。闘技の才能を買われ貴族ヴロヴナ家にスラムから拾われて来たばかり。基礎学力は育て屋に叩き込まれ済)

※ジンの周りにはチェコ(闘技部)とダダ(柔道部)、リオネ(バスケ部)の他、数人の運動部員達が睨み合うようにして立っている。


タクオ「ナニアレ……」
(※タクオ・ヴロヴナ:3年の教室から義理の弟ジンの様子を見に来た優男。貴族の次男坊、腐男子)

エリック「運動神経の良い転校生を我が物にしたい運動部員の皆様」
(※エリック・ヴェレノ:金髪碧眼の天才イケメン、戸口の傍、タクオの相手をしながら、涼しい顔で輪を眺めている)

タクオ「あんなに厳ついのに……、無愛想なのに、……人気あるなんて、信じられない」
エリック「まぁ、闘技上手いし、受け答えも面白いからね、すぐクラスに溶け込むよ、心配して見に来てくれた優しいお兄ちゃんの出番は無さそうだね」
タクオ「え?心配?!してないよ?……カルロ君に会いに来ただけ」

ジン(ふとタクオが来ているのに気が付き、席を立ってタクオの元に来て)
「どうした?……タクオ、……俺の心配か?」

タクオ「いや、別に、……違う用事だけど、……、……まぁ、上手くやれてて安心した」
ジン「上手くはやれてない、追い払い方がわかんねぇ、物乞いみたいなしつこさと愛嬌だ、……どうしたら良い?」

ダダ「おい!聞こえてるぞ?!」

ジン「あぁ、すまん」
チェコ「さすが、カラツボ育ちは喩えがお上品」
ジン「悪かった」
リオネ「また明日な」
ジン「あぁ」

※ジンに逃げられたのを悟り、運動部達の人だかり解散

エリック「【あの発言、俺がしたら空気凍るよね、なんだろう、この許されちゃう感じ……】」

カルロ「あっ!タクオさん来てたんすねー!」
(※カルロ・ルネ:平凡な高校一年生、そばかすが悩み。クラスのムードメーカー。タクオになついている)
(カルロ、丁度教室の外から帰って来たところ、タクオを見つけて人懐こい笑みを浮かべ)
ジン「カルロ……どこ行ってたんだ?」
カルロ「トイレ!」

タクオ「これ、この間貸したやつの新刊、超アツい展開だったよ!!」
(カルロに、手にしていた本を手渡し)

カルロ「おーーー!やった!!楽しみにしてました!!」
ジン「『本当は怖い闘技こぼれ話』……、新しいの出たのか?」
タクオ「ジンも読む?」
ジン「読む」
エリック「ていうか、カルロ、本とか読むの?」
カルロ「(タクオさんに借りたやつは面白いから)スゲー読むよ!!」

エリック「ふぅん……じゃぁ、俺も今度何か貸すよ」

カルロ「えっ?!……【エリックのオススメ?なんか小難しそう】いや、ちょっ……(そこまで本得意なわけじゃねーのバレる!)えっと……」
エリック「……?」
カルロ「遠慮しとくわ」
エリック「なんで?」
カルロ「あ、その……タクオさんが貸してくれる本は、(面白くて読みやすいのを選び抜いてくれてるから)特別で……」
エリック「へぇーーーーー?(冷たい目でタクオ眺め)」

タクオ「……【あれ?!何か、誤解が生まれてる!!俺、当て馬ポジになってる!何これエリック×カルロのヤキモチ展開?!美味しい!!俺の腐男子センサーがすんごい反応してる!!!】……腐ふ、カルロくん、ありがとう!それって、俺が貸し出してるから読んでくれてるって事だよね?嬉しい……」

カルロ「うえ?!……そんなつもりでは、なくてっ!!そのっ!」

タクオ「(カルロの頭撫で撫で)」

カルロ「(かぁっと頬と耳赤らめ)」
エリック「おいで、カルロ」
カルロ「(ささっ、とエリックの背に隠れ)」
タクオ「あれ?ふられちゃった?腐ふ……っ【キターーー!エリック×カルロ!萌え!!】」

エリック「……(じとっとした目付き)」
タクオ「?!……【あ、やべ……っ!!】」

エリック「……さっきから、……萌えてるよね?」
タクオ「萌えてない萌えてない!!(思いきり明後日の方を見て)」
エリック「萌えてるよね?」
タクオ「萌えてません!!」
エリック「……絶対、萌えてる」
タクオ「萌えてませんったら!!」

ジン「もえてるって何が?」

タクオ「(ハッとして自分の口に手をあてると、オロオロとエリックとカルロを見て、助けを求める顔になり)」
エリック「自業自得だよ、これは誤魔化せない」
タクオ「えええー?!そんな!!今のはエリック君が指摘して来たから!!」
エリック「勝手に萌えないで」
タクオ「そんな!萌えは自由なものだよ!!かけがえのないものだよ!」
エリック「知らないし、俺とカルロは友達だから」
タクオ「夢見るくらい……許してくれても」
カルロ「タクオさん、ジンが何か、考え込んでます……」
タクオ「えっ?!」

ジン「……もぇ、……?何かの当て字?か?……もえ??【エリックがカルロを庇うともえなのか?】」
タクオ「忘れて!!!」

カルロ「あの、さ、……?!【くっ!!こうなったら強硬手段!!】
さっきの話だけど!!エリックも貸して貰えば?『ほんとうは怖い闘技こぼれ話』!闘技にまつわる面白い小話を集めたやつなんだけど、コープス家とマグラン家の因縁が生まれた話とか、スゲー良いよ!!【話題を……変える!】」

エリック「へぇー、面白そう」


ジン「俺の次だぞ」
エリック「はいはい」
カルロ「上巻だけなら、すぐ渡せるよ」
エリック「ありがと」
ジン「上巻といえば、あれ、マグランの双子がエグいやつ」
カルロ「あれな!!コーマに騙されて色々悪ささせられてたとこ、俺ちょっと最後、泣きそうになったわー」
ジン「俺は腹が立った……あのイカレ爺」

エリック「わー!早く読みたい、結構最近の話も入ってるんだね?」

カルロ「元は編集者が趣味で集めてたネタ帳のまとめらしいんだけど、面白いからって本になって、ヒットしたんだよな」
タクオ「手の森はうちも管理してたからさ!警察達の活躍でコーマが退治されたとこ、俺、あそこ凄い好き!スカッとしたよねー!」
エリック「……」
ジン「あぁ、俺もあそこが一番、好きだ」
タクオ「いいよね、あの最後の警察達!税金も無駄じゃないなって思えたよ……【ふぅ、なんとか……ご、誤魔化せ……た……?!】」

ジン「あっ、あの展開、とかは?あれか?もえ?なのか?リコがルルーを助ける感じで……!ああいうのをもえって言うんだろ?タクオ?」

タクオ「げふっ?!ごふ!がふっ!!(口押さえて盛大にむせ)【やべぇ!!弟が!!オタ用語を!!俺に!!確認してくるっ!!どうしよう?!】」
エリック「……(ぶふぅ、と噴き出してそっぽ向き)」
タクオ「た、……助けてエリック君!!」
エリック「えー?どうしよっかなぁ……?」
タクオ「お願いだよ、あの趣味、……バレたくないんだ!」
エリック「……もー、しょーがないな」
タクオ「エリック君!!ありがとう!!」
カルロ「【何だかんだ言って、エリックとタクオさんも、仲良いよな】」
エリック「それじゃぁ一旦、貴方は黙ってて」
タクオ「うん!」

ジン「……なぁ」
エリック「何?」

※タクオ、カルロ、緊張し。

ジン「そういうのも、もえなんだろ?」

エリック「え、……」
ジン「タクオのピンチをエリックが助けた」
エリック・タクオ・カルロ「【なんか微妙に的を得てる!!!】」
ジン「今みたいな、タクオとエリックの関係を、もえって呼ぶんだろ?」
エリック「それは、人それぞれで、……好み?があって」
(※知識として腐れの思考回路を理解してる天才、エリックの完璧過ぎる返答)
タクオ「【何その正しい返答!!オタクに理解ありすぎ!!エリック君、仲間?!】」
(※仲間に飢えた腐男子の希望的観測)
ジン「わかった!!もえって、萌えだな?!草冠に明るいって書くやつ!タクオのブログにあった文字だ!!」
タクオ「ちょ?!ブ……?!何、勝手に読んでるの?!」
ジン「おまえがパソコンの電源落とさないのが悪いんだろ?」
タクオ「ひぎゃぁぁ?!」
ジン「そしたら、つまり、あれだな?!タクオが攻めでエリックが受け?年上が攻めなのが王道?なんだろ?」
エリック「それも好みによるね」
(※知識として腐れの思考回路を理解してる天才、エリックの完璧過ぎる返答)
タクオ「ぁぁ……バレッ……家族っ……バレ……っっ!」
カルロ「あー、でも、タクオさん×エリックっていいな!綺麗!」
ジン「綺麗な方が萌えるのか?」
エリック「この話題、もうやめない?」
ジン「エリックはタクオとカルロなら、どっちと萌えたいんだ?」
タクオ「【やめて!!もうやめて!!俺のライフはゼロよ!!】」

エリック「カルロは友達だから、タクオさんかな?」
ジン「俺もそっちのが合う気がした」
タクオ「(プチン、と何かが切れ)……それはない(低い声)」

ジン「?!」
エリック「?!」
カルロ「?!」

タクオ「俺とエリック君とか、全然萌えませんし……エリック君はカルロ君のものだし?……エリック君がカルロ君以外の男と萌える関係とか築くわけないです、萌えません!」
エリック「……、……、……?!……あ、うん」
タクオ「だって、エリック君はカルロ君好きすぎだし、いつも一緒にいるし、色々把握してるし!!」

カルロ「タ、……タクオさん、それ言ったら、……エリック、ゴドーさんと同棲してるし……!ゴドーさん、エリックの事、好きだし?……」

タクオ「ふがっ?!」

エリック「いや、あの、……ゴドーは関係ないから!(照れたように目を逸らし)」
カルロ「まぁまぁ、何だかんだ、両想いだよなぁ……」
エリック「……っ(不愉快そうに眉間に皺寄せ)」

タクオ「【大丈夫、スルースキル発動!何も見なかった!聞かなかった!!】」
(※逞しい系腐男子による、他カプ情報シャットダウン)
ジン「そういえばこないだ、闘技場でゴドー・コープスが苦戦した試合の後、コートの外に倒れ込んだゴドー・コープスの事、エリックが受け止めて支えてたの見たな、……仲良いって思ったけど、そっか、萌える関係だったのか、おまえら」
タクオ「ぐほぁ?!」
(※予期せぬ他カプへの燃料投下による攻撃。タクオ重体)
ジン「ん?どうした?」
タクオ「ジン、……許さない」
ジン「なんでだよ、俺、何も……、……あ、ブログ読んですまん」
タクオ「嫌い……」
ジン「……、悪かった」
タクオ「帰る」

※自分の教室にとぼとぼ向かうタクオ

ジン「おい!ほんとに悪かったって!許せよ!……俺、お前と萌える関係になりたいんだよ!」

エリック「(ぶふぉ、と噴き出し)」
カルロ「【完全に、ジン、萌えを間違えて覚えた!!】」


2015.3.8

ココロ様
ふおおお!こんな動きのないサイトにも関わらず来てくださっててありがとうございます!エリック求めて頂けて嬉しいです!エリックを書くのはほんとに楽しいです!そして、タクオ君やトトマトも気にかけてくださってエヘエヘします。

3/3
エリックとタクオ〜の方
目一杯、会話させました!ド腐れネタ気に入って頂けて嬉しいです!

3/7
昴様
すみません、リオネとチェコとダダがモブと化してしまいました。体育祭のあたりと比べると、確かにカルロは丸くなりましたね。
ジン×タクオ?!……新しい!!考えて無かったですが、良いですね!!


  



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